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「対話の会」が歩んできた軌跡を残していきます。 事務局は事務的に残していきますが、 ここにみなさんの足跡もつけていただいて、「対話」の軌跡を豊かにできたらすてきですね。
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今年もできました!
ブックレット。
会員の皆さんには送ります!
欲しい方は対話の会に連絡を!
ただし、実費いただきます。
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2月例会は
2月22日(土)
附属世田谷小学校
15:00〜
提案者は都内の7年目の男性の先生です。

6年道徳で、テーマは
いじめとどう向き合うか~その子の想いと個性を大切にしながら~
です。

道徳の教科化が現実味を帯びる中、我々現場の教師は道徳についてどのように捉え、子どもたちと関わっていったらよいのでしょうか。
ともに考えていきましょう。


今年の例会は終わりました。
皆さん、ありがとうございました。
来年は、まず、新春集会。
そして、各学校の研究会。
例会2回。

本年度もあっという間に終わりそうですが、一つ一つの実践を積み重ねて、一人一人が力を付けていきましょう。

(N)

良いお年を。

25名の参加でした。

4年生社会科「くらしを支える水」の単元で、小河内ダムの建設とその過程で移転を余儀なくされた人々に迫る実践です。
「人を追究する」という提案者のスタイルが表れ、子どもたちが切実に語り合っている姿が印象的でした。

《参加者の言葉》

●子どもの発言同士が、お互いにどう響いていたか。

●作文という材で「事実」まで迫れるか。
…「美化される、心情的になる」などの特質

●本時の学習問題は、子どもの問題として成立していたか。

●「自分が小河内村の住人だったら、ダム建設に賛成できるか?」という学習問題が、子どもを「反対」の立場にさせていたのではないか?学習問題が違っていたらどうなっていたか。
→事実のみを提示してはどうか。(本時では「なぜ判子を押したのか」など)

●「自分が住人だったら」ではなく、「東京の人間である自分として」を考えることで学びが深まるのではないか。

(O)

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【今後の予定】
次回は2月になります。
1月は各学校の研究会も多く開催されます。また、この対話の会のメンバーも関わりの深い社会科の初志をつらぬく会の新春集会もあります。

↓社会科の初志をつらぬく会↓
http://www.s-syoshi.com

そちらでもお会いできるといいですね。

2月の例会は以下の通りです。
2月22日(土)15:00
学芸大学附属世田谷小学校
また、語らいましょう。

↓世田谷小学校↓
http://www.setagaya-es.u-gakugei.ac.jp
18名の参加でした。

提案者の先生(教員8年目の男性)の思いのこもった熱い(厚い)資料を元に語り合いました。
6年生で扱う戦争の単元を「反戦」という一面的なものではなく、「平和教育」として扱っていこうとするものでした。そして、「特攻隊」を主たる教材にして子どもに迫っていった実践です。途中経過の報告でした。
カルテ、座席表、逐語記録を中心に提案がなされました。


【提案者の問題意識】
・自分の伝えたい思いと子どもの思い、二つがつながり合うことで学びを深めたい
・Kくんを本気にさせたい
・学級の子どもたちに全力になって欲しい、意見を言って欲しい
・どうしたら、自ら調べる子どもになるのか

【参加者の意見】
・単元の最後に子どもたちにどんな姿になっていて欲しいのか。教師のなかに、具体的な姿がうかんでいるのか
・特攻隊を扱う妥当性は?戦争観をどのようにもって欲しいのか
・時代背景を知った上で子どもたちは議論しているのか。子どもたちの発言に重みが感じられない。
・特攻隊に志願したことは「選択が許された」ことなのか?
・子どもの発言の中に「勇気」というものが出てくるが、志願することは勇気なのか。ただ、大きな流れにのっただけなのでは?
・Kくんにかける願いと教材、単元構成があっていないのでは?
・しゃくぜんとしない。。。

など、かなり率直な意見がでました。
提案者の先生は単元の修正を加えるため、もう一度考えてみると振り返られました。
しかし、芯にある思いは揺るがないことと思います。
(N)


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【次回例会】
12月7日(土)
15:00〜@東京学芸大学附属竹早小学校
実践者の提案から語り合う。

2月の例会会場は未定です。

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次回もともに語り合いましょう。
21名の参加でした。

2年目の若手教員の提案と13年目の中堅教員の提案でした。
しかし、どちらにも共通することとして、目の前の子どもを懸命にとらえようとしていることが感じられました。

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実践① 2年目の若手教師の実践をめぐって

「ふたりの気になる子」という題名でYとTという子どもが語られました。
その提案をもとに、以下のようなことが語られました。

●提案者は授業を課題としてあげていたが、授業についての記述が十分ではなかったのではないか。
 課題と感じていることや話題にしたいことは記述して明確にしておく。

●カルテ(簡単にいうと、児童の気になる様子を書き溜めたもの)への教師の書きっぷりから、その教師の気になり方がみえてくる。事実に解釈を加えることも大切だが、事実を書き留めるところで止めておくのも一つの手。

●提案者は2名の児童を気になる子として提案していたが、どちらにも「満たされない」という言葉を使っていた。「満たされない」とはどういうことなのか。「満たされる」ことはあるのか。
 自分の使う言葉の癖や、そこに込められた思いを見つめ直すことも必要。

●「間違ってもいい」という雰囲気をつくりたいと提案者は記していた。その姿を教師が示すことも必要だし、「間違ってもいい。しかし・・・」というように、どのような間違いがいいのか、間違ったときにどうしたらよいのか、などの意見が交わされました。

●提案者は1年生の担任でしたが、1年生のという段階は子どもとともに親が育つ(親が小学生の親になる)時期である、という意見がでました。

それらを受けて、提案者は「子どもに近づいていく見方がしたい」と振り返りました。
そして、「提案してよかった」という言葉が聞けてとてもうれしく思いました。

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実践② 13年目の中堅教師の実践をめぐって

育休復帰後、初移動の学校で、一学期の実践を振り返って気になる3人の子どもに焦点をあてた実践報告。
文章からは子どもに真摯にに向き合い奮闘する彼女の姿が感じられた。参会者からは以下のようなことが語られた。

●学校の体制はどのようになっているのか。
●先生は学級をどのようにしたいのか。その一年間の見通しと現在の指導
●一人一人への指導が、学級の文化として位置づいているのか?それとも、これから位置づくのか。

※私(ブログ管理者)も自分のことを考えていたため、記せる内容が少なくなってしまいました。
これらをうけて、提案者の先生は以下のように振り返られました。
○復帰後の新しい学校で、もしかしたら遠慮があるのかもしれない。
○親としての気持ち、母としての気持ち、教師としての気持ち、それらの視点で教育にあたっている。
○若い頃に培ったものが今に生きている。
○「学校を支えるお母さん先生たち」と言う言葉を昔聞いて、心に残っていたが、今自分がそうなっていると思う。本当に時間がない。時間がない中でも懸命にやっている。
○今回この場で提案できてとても勇気づけられた。これからも、自分のやりかたで頑張ってみようと思う。

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対話の会は、参加者それぞれが、提案者の実践提案を通して、自分を見つめ直す時間、場所なのだと改めて感じました。この提案によって、提案者のお二人に意味が合ったのも勿論のこと、参加者全員が自分を振り返る機会になったことと思います。

【次回例会】
また、お知らせします。


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